■速聴・速聴機:目標設定■
設定した目標に到達するためには、まず何からとり組めばいいのか、このはじめの一歩が大切です。なぜなら、一挙に飛躍して、願望を実現するなどということは絶対にないからです。
たとえばあなたが、家電製品の販売ショップに勤めているとしましょう。そして、「将来は、松下幸之助のような大事業家になる。」という目標を立てたとします。
その志は素晴らしいものですが、現在の自分と、松下幸之助ではあまりにもかけ離れており、具体的な行動を見出すことができません。
大切なのは、その目標を実現するために明日から何をしたらいいのか、段階的目標を設定することです。つまり、小さな目標として、「5年後に独立して自分の店を持つ」とか、「メーカーに転職して生産ラインについての知識を吸収する」、または「現在の職場で昇進し、経営のノウハウを学ぶ」など、より身近な目標を設定して、一つひとつクリアしていくことが必要なのです。
また、願望はあるものの、その途中で挫折してしまう人は、段階的目標から大目標へ行く前に、道に迷ってしまうケースが多いようです。この場合、段階的目標の設定が大雑把なことが原因となっています。
たとえば目標を30年後に設定したとしたなら、手始めに5年単位に今後の30年間を区切って考えてみましょう。それをさらに、1年ごとに区切り、1ヶ月に、一週間にというように、段階的目標をいくつも組み立てて行くほうが、おおきな目標に近づけるのです。これが、願望・目標の細分化技法です。